気になる あの道 part2


 以前の国道220号線・日南海岸線は台風シーズンになると、堀切峠〜道の駅「フェニックス」間の崖崩れで、よく通行止めとなっていました。

 その際に内海から曽山寺へ抜ける道がある とニュース等での報道は耳にしたことはありますが、実際に確かめた事はありませんでした。

 今回は、気になっていた あの道 を訪ねてみることにしました。



宮崎方面から青島バイパスを経由して目的の 道 へと向かいます。
冬の南バイパスは寒風吹き荒れ、小排気量のKSRでは風を受け、ふらふら走行を余儀なくされます。



 運動公園を過ぎ、曽山寺側から進入するため、一旦青島バイパスを降りて
青島自然休養村センター方面へ右折します。

 線路を越え、バイパスの高架下をくぐり、道なりに進みます。






国道から 約1.5km程進むと、問題の あの道 の入口に。。。



入口には数々の看板と一緒に、通行止めのためのゲートも設置してありました。


程なく行くと、約2000本の梅が植裁されている「好隣梅」脇の道路を通ります。
沿線にも梅が植裁されているらしく、管理の方々が木々の剪定に精を出していらっしゃいました。

 


 上記看板のとおり ここからは民有林林道 「大谷線」へ進入します。

 看板のとおり、道路幅は1.5車線(一部1車線)、至るところに落石があり、一部の区間では路面がコケに覆われていたところもありました。

また、路肩も部分的にヒビや陥没箇所も見られ、大雨の際は至る所で 崖崩れ、路肩崩壊などが発生するような感じでした。

 路線入口にゲートがあったのもわかるような気がします。




 対向車には出会いませんでしたが、自動車は数台見かけました。



最初の分岐点
地図で見ると左方向は折生迫方面になると思います。

今回は堀切峠付近のパスが目的なので、ここを右に進みます。





こちら側は、雑草の状態が悪く、道路に迫り出している雑草が多かったようにあります。

路線途中で見る景色は、海岸線に近づいている感じが全くなく、
また初めての道なので 「このまま山の中で終点だったらヤだな〜」 という感覚になりました。



一部開けた場所で。。。



ススキの大群。
 なんか両側から拍手をされているみたいで楽しかったです。(笑)




路線も終盤に近づき、内海から直線で接続する道路へ。




ここからは国道220号線までは、次第に民家が多くなり、人の気配が感じられる道となります。



** 今回の感想 **

 いつものように、写真を撮影しながらの走行のため路線通過に要した時間は約40分でした。
 それでも、普通に走っても30分は要すると思われます。 

 この区間を国道で走行すると約10分程度。
 通行止めの度に地元の方々がこの路線の利用を強いられることとなるとと思うと、結構辛いものがあります。

 また、この路線自体も大型車は通行出来ず、大雨による通行止めの可能性もあり、安心して利用出来ない道路 という印象でした。

 現在、青島バイパス(折生迫・内海間)を建設中ですが、一刻も早い開通が待たれます。


** 現在の国道について **

現在は、内海までバイパスが完成して、堀切峠〜道の駅間での災害による
通行止めは無くなりましたが、国道220号線は、まだ、随所に土砂崩れの可能性
を残している箇所もあるので、今後も必要な整備をお願いしたいものです。

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