− 横谷峠越え −

この路線も、はるか17年前に走った記憶がありますが、写真の峠の入り口付近の記憶だけでその他は全く頭に残っていません。

その時は確か、現在のバイパスが開通する直前だったような気がします。



 

 (写真左は湯前側入り口。 写真右は峠途中)




旧道といっても、道はごく普通の山道で、草が生い茂っている訳でもなく、よくある廃道の様な印象は受けませんでした。

峠には民宿があり、未だ生活道路として生き残っているのでしょう。

但し、旧道に付き物の、「悪ガキ」は存在するみたいで、標識に悪さをする輩、ゴミの不法投棄をする輩が後を絶たないのは、

標識や看板の書き方を見れば一目瞭然です。


補助標識横向け 偽造国道標識
 その他、頭なし、横ねじれ等々


 ちなみに この看板を標準語になおすと、

 ’ごみを捨てるな、捨てたらぶん殴っぞ! わかったか!  アントニオヒノキ’

 このような不法投棄の看板は沢山ありました、よほど頭にきているのでしょう。

 それにしても、方言丸出しです。。。。



横谷峠を湯前側から登っていくと、分岐点にさしかかります。(横谷峠は左、国道が右)



道路状態の悪さでいうと、ここまでの区間の方が悪かったような感じがします。

道路の端には古い木が垂れ下がり、ちょっと油断すると首に絡まりそうな感じだったので多少注意を払う必要があるでしょう。

この分岐点を過ぎると、遥か眼下には現219号線を見ることが出来ます。



峠は民宿がある以外は特に普通です、熊本県の県境看板も表面が剥げ落ち、見るも無残な姿になっています。

 


宮崎県側の状況で特筆する・・・といえば、こちら側の方が落石等が発生する場所が多いということでしょうか。

数カ所崖が崩壊して、川に流れ込んだ形跡のある場所や、かなり大きな岩が落ちている所もありました。

旧道とは言え、未だ住民が使う生活道路になっているので最低限の復旧はしているみたいです。



  

(後記) 道路のハードさで言うと期待はずれの道ですが、時間をかけて峠を越えていた時代をしのぶには、適度な時間かもしれません。 

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